AC CRAFT
   
  おしらせ
   
  AC CRAFTについて
   
  100%気まぐれノート
   
 

家具 ORIGINAL

   
  家具 ORDER MADE TABLE 
   
  SHOP / ACCESS
   
  MAIL

 

 

 
今までのノート  01 * 02 * 03 * 04 * 05 * 06 * 07 * 08 * 09 * 10
 (写真/文:イシイ アイ) 

  10 2005/12/22 あたたかいごはん

 鯛めしを初めて食べました。おいしかった。
四角いお弁当箱に、きらきら光るごはん、そして真ん中に切り身の鯛が一切れぽんっと載っているのです。本当においしかった〜。

  その日は、今造っているチェストの作業の山で、どうしてもキリの良い所まで、終わらせたかったので、遅くまで作業をしていました。晩ご飯をつくる余裕も無く、仕方が無いので、近所のスーパーでパンを買い、あわただしくレジへ向かうと、前方に知った顔の人が、そこで何となく立ち話。「今晩は何を食べるんや?」と聞かれ、恥ずかしいので言い訳をしながらモジモジと「パンです。」と答えると、「よし差し入れをしてやろう。」ということで、初めて鯛めしを食べれることになったのです。

  そして、夜10時過ぎに、工房に差し入れが届きました。「温かいうちにどうぞ」というお言葉に甘え、早速パクッと一口食べ「おいし〜。」添えてくれた煮物も輪切りのころっとした人参や角切りのこんにゃくが入ってて、素朴ですごくおいしい。
夜遅い時間のせいか、ごはんが温かかったせいか、食べてるうちに涙がじわ〜。泣きそうになってしまいました。人のつくってくれたものを食べて、あんな気持ちになったのも初めてでした。(お母さんゴメンナサイ。)
あの人にかかると、いつも泣きそうになってしまう。何でだろう。

  頑張ったチェストも今日で完成しそうです。後日、WORKにアップします。
ちなみに写真は、夜、雪国を走っている電車みたいに見えた工房の後姿です。
              
                                        


 

09 2005/12/15 文化のまじわる3ヵ月

 毎年、9月から12月初めにかけて、美濃の町を格好良くスタスタ歩く外国人の方たちを見かけるようになります。毎朝、同じくらいの時間に一軒の町屋に通ってきます。
格子の間から中を覗くと、和紙で作られた大きな仮面がぶら下がっている。
「あやしい!!」くは無いのです。実は、この方達「紙の芸術村」という市の事業で招待されたアーチスト達で、和紙の創作活動を通じて、文化交流を行っています。今年は、アイスランド・イスラエル・トリニダードトバコ・スイス・日本からの計五名。

  ACCRAFTのお店にも、時々やってきます。外国人に話しかけられると、頭の中が
真っ白になる私ですが、今年お会いした皆さんは、とても笑顔が気さくで、安心して
気持ちもゆるんだのでしょうか、頭の奥からポツリポツリと単語が出てきて、少しだけ
通じ合うことが出来ました。

  そして、先週からその活動報告として美濃和紙の里会館で展示会が行われているので、足を運びました。
 美濃での日々の生活を表現したもの、星や木や川をモチーフにしたもの、人との交流を表現したものなど、美濃で過ごした3カ月が素敵な作品となって並んでいました。お店に来たときに「日本に来てから、観光にも行ったけど、美濃が一番。」と言ってくれたが、本当だったのだなぁ。と思うような作品でした。
「素敵だった!」と会って伝えたいと思ったのですが、時すでに遅し、皆母国へ帰った後でした。もう会えないのだろうなと少し沈んでいたのですが、 次の日に、お店にやって来た友達と、展示会の話題になったところ「来年、5月に事業の10周年で歴代の方たちと共に、また来るみたいよ。」との話。
来年の5月のために、英会話を勉強しようかな。と思う今日この頃です。

※美濃・紙の芸術村作品展は美濃和紙の里会館で12/19(月)まで行われています。興味のある方は、 お早めに。
 




 

08 2005/12/5 冬

 まだ紅葉している山も雪化粧をしていました。
いぶし銀の瓦屋根もみるみる白とグレーの世界に包まれていきます。
冬が来ましたね。

  大阪での展示会から帰ってすぐ、腰痛で5日ほど寝込んでしまいました。
いつもは、安静にしておけば3日ほどで回復するのですが、今回は痛みと
腰のゆがみが治らないので、以前に一度行ったことのある整形外科へ行きました。
レントゲンを撮ってもらい、診察室へ行くと、レントゲンの写真が5枚、白板に
貼り付けてありました。見ると、真ん中の一枚は2001年12月26日となっており、
4年前の12月に腰を痛めた際に撮影したものでした。
先生を待つ間、じーっと写真を見比べていたのですが、明らかに4年前のものより
腰の骨と骨の上下の間隔が狭くなってる。。。ショック。
ちゃんと、毎日体操しておけば良かった。

あの写真は今年一番の衝撃写真大賞です。
皆様も腰には十分お気をつけください。                     

  07 2005/11/16 カナリア

 今日は、大垣にあるカナリアというお店に行きました。今回で二度目です。
ここのお店のこと、わたしの知っているだけ書くと
〇姉妹で営まれています
〇販売スペースの広さが畳3畳くらいです
〇この夏まで喫茶店でしたが、この秋、生活道具のお店でリ・スタートです

 私の知っていることは、これだけでしたが、これだけでも何だか面白そうなので、居ても立っても居られず、遠いドライブをしてきました。

お店に入ると、やっぱり小さい。けれど、3畳のスペースにお二人の表現が
ガッチリとはまっていて、小さな私設ミュージアムといった雰囲気です。
スペースの広さなんて、関係無い、喫茶がいきなり(いきなりでは、ないかもしれません)生活道具のお店になったって中身は変わらない、一般的な固定観念が、そこには無くて、だけど、お二人の決め事がしっかりと流れていました。
やっぱり、いいお店だなぁ、と思いました。

  せっかく行ったので、ちょっとお二人にお願い事(一方的なお願いで本当にスミマセンでした。そして、本当にありがとうございます。)をして、お店を
後にしました 。最後は、ちょっと緊張して、慌て気味にお店を出たので、写真を撮るのを忘れてしまいました。また、遊びに行かせていただきます。

  帰り道、大垣を走っていると、遠くに雪を被った御嶽山が見えました。
高いところから眺めたくて、初めて金華山(岐阜城:戦国時代、天下統一を目指した織田信長が城主をしていました。)に登りました。高所恐怖症のわたしには高すぎて、足からおしりにかけてがモゾモゾ、ちょっと怖かったですが、360度の大パノラマ。
あの山の向こうは、私の生まれた能登。東の方を見ると、幼少時代を過ごした神奈川県、西はは思春期を過ごした大阪、そして、長良川の上流には
今、暮らしている美濃。もちろん見えませんが、全ての真ん中に居るような
気分になりました。すっかり、織田信長気分も満喫した所で帰路につきました。

カナリアのHP→http://www.geocities.jp/kissa_kanaria/




  06 2005/11/11 針葉樹のスツール
 新作のスツールができました。
カウンター用の小ぶりなハイスツールです。これから、ダイニングテーブル用の高さのものを製作します。

  座面には岐阜県産のスギ、脚には同じく岐阜県産のカラマツ(脱脂乾燥したもの)を
使用しています。
 座面の割れや反りを防止するために、座面の裏にアリ桟をいれています。ちょうど鍋の
落し蓋をひっくり返したようなかたちです。脚組みや、天板と脚の接合部は、スギ・カラマツの比較的柔らかいという特徴を考慮して、通しほぞ差しや込み栓でつなぐなど、結果的に金物を使用しない構造となりました。シンプルなスツールですが、スギ・カラマツを使うための工夫があれこれ詰まっています。
  あれやこれや書きましたが、文章で説明するのは難しいですね。近々、関西方面の方とは、ギャラリー風雅(→の展示会にてお目にかかれる機会があります。26日には、一日在廊しておりますので、お近くの方は是非、足を運んでみてください。

  いつも、工房の中で撮影をしていましたが、ひょいと持ちやすいスツールなので、今日は町並みの通りへ出て撮ってみました。これは、工房の通りを挟んで向いのお宅の前です。

  05 2005/10/23 にど だもれ
 「にど だもれ」という本を読みました。
この本は生物画家の牧野四子吉(ヨネキチ)さんとその奥様、文子(フミコ)さんへの追悼文集です。特に熱心な読書家ではない私が、何故この本を読むことになったかというと、生態学者のセンセイのお家にお邪魔したときのこと。(先生と呼ぶと嫌がるので、センセイとしておきます)
食事を用意してくださっている間に、色んなものが山積みされている部屋で、何か面白いものがないかと、キョロキョロしていると、きちんと整理された本棚に、とっても雰囲気のある本が目にとまりました。「にどだもれ」。どういう意味だろうか。わからないけど、「いい響きの言葉と美しい装丁だなぁ。」と思いました。しかし、とっても大事そうな本だったので手には取らずに
気にとめるだけにしました。

  そして、食事も済んで、夜も更けた頃、私の母方の田舎の話から、その近くの島で海女の研究をされたイタリアの学者フォスコ・マライーニさんの話になり、「そや。」といって、センセイが本棚から取り出したのが、この本でした。マライーニさんと、四子吉さん、文子さんの説明をしてくれた後に、ご自身の書いた追悼文を朗読してくださいました。そして、読み終わる頃、すっかり私は悲しくなってしまい、涙が出そうになってがまんしていました。すると相方が「涙が、」と言ったので、「ばれたか」と思って顔をあげると、読み終わったセンセイが、恥ずかしそうに笑いながら「泣いてしもうた〜。」と涙を拭いていました。
私はその時、センセイのお二人に対する思いに心があつくなり、後日、訪れたときに、その本を借りました。

  この本には、自分達の思う幸せに、一途に生きられた四子吉さんと文子さんの生き方が、多くの人からのラブレターにたっぷりと描かれていました。
この本に不思議と惹きつけられたのは、きっとそのお二人の気品や一途な思い・生き方が、
美しい装丁の本からにじみ出ていたのだなぁ。と思いました。詳しいことは書き始めると長くなりそうなので、またいづれの機会にと思います。

  四子吉さん、文子さんとセンセイは40歳程、年が離れています。そして、センセイと私もそのくらい年の差があります。センセイがお二人の一途な生き方に感動したように、私もいつもセンセイの一途さに心打たれ、ああいう風に生きていけたらと憧れます。やっぱり一途な思いが生み出すパワーは果てしなく大きい、とこの本に触れていて思いました。
(熱心な読書家でない私が、本を読んでこんなに熱くなってしまうくらいですものね。。。)

 

04 2005/10/16  田舎時々都会。

 今日は、カラッとした気持ちの良い天気です。
階段を上がる音が聞こえて、いつもよりお客さんも多く、やってきます。
秋は人がいつもと違う場所へ移動したくなる季節だと思います。
遠くの友人が訪ねてきたり、私達も、遠くへ出かけてみたりしています。

 先週末は、わが家にお客さんがありました。
都会から、はるばるやって来た可愛く元気な3人の女性。
その夜は、お酒を飲んで他愛もない話で笑って、楽しく過ごしました。
次の日、彼女達が出発した後、なぜだか、せつない気持ちになりました。

久しぶりに一人で、人ごみを早足で歩いて、夜の映画館に行きたい気分
です。

10/17 付け足し
       ところで、申し遅れましたが「100%気まぐれノート」は
      基本的に石井愛が担当しています。
      昨晩、相方に「誰が書いているか、きちんと伝えた方が
      よくないかな。」 と指摘されました。
      確かに、上の文章を男の人が書いていたら、 少し面白いですね。
     
     


  03 2005/10/10  あかりアート展2日目

 あかりアート展が終了しました。
また、いつもの静かな美濃町に戻っています。

  あかりアートの日にお店に立つのは、3度目です。感じたことを
ささっと、まとめておこうと思います。

  一年目はオープンしたてで、お店には家具が少し置いてあるだけ、
それでも、たくさんの人が来るなら見てもらおうと、お店を開けました。
入ってきたお客さんには、説明も不足してて、何のことやら良く分から
なかったことと思います。
二年目は、少しづつ小物をそろえたり、作家さんにお願いして、照明を
造っていただき展示をしたり、それでも、あわただしくてお客さんの反応を
見る余裕もなく、京都から遊びに来てくれていた友人には、結局二日間
手伝ってもらってしまい、作家さんの照明も上手に展示しきれなかったりと、
色んな人に負担をかけてしまったなぁ。という反省が残りました。
今回は、そんな2年をふまえて迎えたので、少々余裕も持て、
しっかりお客さんの表情を見ることができたのは、良かったなぁと
思っています。まだまだ、反省点も多いですが、ご来店くださった方々、
本当にありがとうございます!

 さて、そんなこんなのあかりアート展でしたが、バタバタしながらも
合間を見て、あかりの鑑賞も楽しみました。
まずは、お目当ての小中学生部門へ、今年はさすがにモリゾー、
キッコロが多かったです。
数えた人がモリゾーが13匹いたと言っていました。
そのなかで、勝手にですがモリゾー賞。すごく楽しそうです。
花畑の中で、完全に酔っ払っています。

 そして、モリゾーとは対照的ですが、一般部門でみつけた「不苦労」。
本当に苦労知らずで、「はじめて大勢の人前に出て、どうしたいいのか
わかりません。」というようなこの表情。 なんて、いい表情!
どうしても、この作者に会いたくなって、搬出時に、このフクロウの前の
花壇に腰掛けて、待っていました。タイトルなどから初老の男性かな、と
想像していたのですが、そこへ現れたのは20歳前後のカップル。その彼氏
が製作者で、「もっと、アートっぽいものをつくらなあかんな。」「そうやな。」
などと、会話をしながら、さっと引き上げていきました。
本当は話しかけよう!と待っていたのですが、あまりにも意外だったのと
変な人と思われるのではと、そこに腰をかけたまま見送ってしまいました。
「来年もぜひ同じ路線で!期待してますよー!!」
(と伝えたかったんですが)
              


  02 2005/10/8  あかりアート展
美濃市では今日、明日とあかりアート展が行われています。
AC CRAFTは2年前のあかりアート展の日にオープンしたので
2歳の誕生日です。
イベントでたくさんの人が来るので、なんだかお祝いしてもらってるみたいで
勝手にお得な気分を味わっています。

あかりアート展は、毎年10月の第2土曜日・日曜日に行われる
イベントで、こちらは、もう12回目を迎えるそうです。
古い家並みの残る目の字の通りに、全国各地から出展された
美濃和紙を使用したあかりが、ずら〜っと並びます。
400点を超える作品が並ぶので、その姿に圧巻されますが
ひとつひとつも、とても凝っていて、なかなか見ごたえがあります。
私は、その中でも小中学生部門を見るのを楽しみにしています。
大人のなかなか真似できない モチーフで挑んでいます。挑戦的!
「うどんを食べている人」とか「バッタ」とか。 そのパワフルさには
敵いません。かなり、作品の前でにやけてしまいます。
たくさんあるので、楽しみ方も人それぞれです。

今日はあいにくの雨で、あかりの展示は、町並みではなく、小学校
と高校の体育館になってしまいました。明日は、多分晴れて、
町並みでの展示になると思います。
今年も力作みつけたら、報告します。

←今日は通りには過去の受賞作品が展示されていました。
   工房の看板の横には、こんなあかりが、ありました。
   小宇宙ですかね?

01 2005/10/1  100%気まぐれノート

工房も3年目。
ずっと進行してなかったホームページもようやく完成!
パチパチ(拍手) 。
そこに日々感じたことなど書いてみようかと「100%気まぐれノート」
というページをつくってみました。

3日ほど前に、さてさてと書いてみたのですが、すごい気取って
しまって、全然気まぐれに書けませんでした。 自分の中で
書くことのハードルが低くなるように「100%気まぐれノート」と
タイトルをつけたのですが、 よく考えたら「100%」であることも
「気まぐれ」であることも、結構難しいことでした。

書いていくうち「はっ」とそんな文章を書けるようになるかも
しれません。 時々、気まぐれにのぞいてみてください。