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 (写真/文:AC CRAFT) 

2009/12/21

81 タイミング

 
電車の先頭に乗り、まずは1枚。

 
長良川を渡る鉄橋の上から。

 
トンネルが見えてきた。

 

 
左手に柿畑が見えてきた。美濃は柿の産地だ。

 
雪に光が反射してまぶしい。

 
下車する駅「梅山駅」が見えてきた。

 
電車を降りてパチリ。電車は1両編成。駅は無人駅。

 

 
雪だるまの手前で、散歩中の犬とおじさんが、
すれ違うまで待っていてくれた。
「おはようございます。」

 
庭木もファニー。

 
うだつの町につきました。
道路がすべる、気をつけなきゃ。

 

 



 

 

  「恋と料理はタイミング」


と言う名言を放ったのは私の友人(「恋と料理」という言葉があまり似つかわしくないタイプの男であるから、この言葉がより輝いて聞こえる)だが、彼の言うように何事もタイミングが大事である。



 天気予報で翌日雪マークがついていたある日、タイヤを雪用タイヤに換えてもらおうと、いつものガソリンスタンドへ。つくと何台かが待っており、一時間半から2時間待ち、とのこと。

とくに時間をつぶすアイテムも持っていっていないのにガソリンスタンドで2時間は苦痛だ。なので、別のスタンドへ。
こちらは、すいていて、30分待ちでいけるとのこと。

よしよし、換えられる。と思ったのもつかのま
「いや待てよ。ここは会員になってないから、高くつくんじゃない?」と心の声。店員に聞いてみると、いつものスタンドより、工賃が1200円程高い。待ち 時間が1時間ちょっとの違いで1200円の差。時給にすると1200円かあ。そら、もったいないじゃん・・。


でも、明日雪だしね。換えてしまったほうが良いでしょ・・。と天使の声も聞こえてきた。

あー、どーしよ。


とさんざん迷った挙句、「まあ、明日すいてるかもしれないし、また行ってみよう」と引き上げたのだった。
(ここで「甘い!」とか「ちっちゃい!」とつっこみの声をあげた人もいるでしょうが、ご勘弁。)



 翌日は、予報どおり朝から雪。積もるまではまだ時間がある。 早速、時間つぶしのアイテムをもって、いつものガソリンスタンドに行った。意外にすいてるかな、しめしめ。と聞いてみると、

「 4時間待ちですぅ。他行っても今日は同じですよ。(笑顔)」


  はじめは気づかなかったが、よく見ると少しはなれたところに十数台が駐車してあるではないか。

いくらなんでも4時間待ちは・・・。
と急いで他のガソリンスタンドへ。
当然ながら、皆いっぱいとの事であった。

まさに、「タイミング、アウトー!」と主審に宣告された瞬間であった。

今、思えば、前日より当日のほうが混むのは当然のこと。

女房に、呆れ顔で
「ちょっと高くても、前日に換えておくべきだったね。来年からは早めに換えようね。」

と言われても、何も言い返せない。何だか悔しいけど、言い返す言葉が無い。 何もわからない娘(1歳)に、「しょうがないよねえ?」「節約の気持ちも大事だよねえ?」と同意をもとめるふりをして、言い訳をして、なんとかやりきれない気持ちをまぎらした。
( 内心では反省しているのだが、人に言われると、少しくやしいのだ。)

「恋と料理とタイヤ交換はタイミング。」

なのでありますね。       2009.12.21 AC CRAFT] 石井学

 


※写真は、車に乗れないので、電車(長良川鉄道)で通勤する途中にとったもの。
車に乗れないおかげで、いつもは見られない電車からのこんな風景がみられました、と前向きに。あくまでも前向きに。

(注)
昨日・今日と、電車やバス通勤をして
1200円の節約が
あっという間に、吹き飛んでしまったのは
言うまでもありません。


2009/12/14

80 お昼、パン屋へ行く



 
  昨日の日曜日は旦那さんが店番をしたので、今日は、私の仕事の日。
お昼ごはんにパンを買いに行く。

 おいしそうなパンが並んでいる、「あっ、アンフランス!」、他の棚には「あんドーナツ」「あんぱん(つぶあん使用)」。あんちゃんがいっぱい。。。
(親バカを通り越して、馬鹿である)

  そしてまた、フランスコーナーに戻ると、「明太子フランス 」、「ねぎ味噌フランス(郡上味噌使用)」、フランスが大変なことになっている。

  ひとりパンを選びながら、ツボにはまってしまい、トレーを持つ手もふるふるしてきたので、会計を済まし、足早にパン屋をあとにして、お気に入りの場所で、パンをかじる。小さな幸せである。

  昼食後、午前中にした作業の完成度に全く納得できなくなって、やり直し。
ちょっと苦しむ。そして、何とか出来上がって、一安心。今日も一日が終わる。



←出社前、玄関先でお見送りの待機中。
 


2009/12/6

79  本棚を整理する



1、出発 するのだ



2、農道を北へ、大銀杏に向かってあるくよ


  この前まで食器棚だった古い水屋を本棚にしました。

 ここ最近は、子育ても落ち着いてきて、家族三人の暮らしのペースや生活に必要なものも把握できてきたので、「毎日気持ちよく!楽しく!」居られる場所を作るのに夢中になっています。夢中になりすぎて、今朝はだんなさんに「ちゃんと、コミュニケーションをとりたまえ。」としかられ、喧嘩しました。あれ、おかしいな。余裕が無くなってました、すみません。

  さて本棚を整理してみて、本を整理するのって本当に難しい。
毎日やしょっちゅう見たいもの、図書館で借りたもの、娘の絵本くらいは簡単です。くせものはいつか読むかもしれないもの。本屋さんが好きで良く行っていたのですが、そのときの気分で買って、全く読んでいない本も沢山あります。みんなどうしているんだろう、そういう本は。時々、昔買った本を読み返してみると、全く違う印象を受けることもあります。全く気にならなかったページがすごく新鮮にみえることもあります。そんなことを考えていると、やっぱり捨てられなくなって、棚の片隅に押し込めます。

  今回は結局、良く見るもの・娘のもの、、整理の簡単な本は、左のオープンな本棚へ、そしていつか見るかもしれない、曲者な本は、右の引き戸つきの水屋へと収まりました。あとは本棚に納まりきらず、スクラップする雑誌がダンボールに容れられて、床に置かれています。まだ、うちの本棚はちょっと落ち着かない日々が続きそうです。

  二日間、本棚を前に頭をぐちゃぐちゃさせていたら、杏も全然、お昼寝もしないし、不機嫌だったなぁ。
とりあえず、本が棚に納まったところで、いつものお散歩に出かける。一才と一ヶ月を過ぎた頃から、上手に歩けるようになったので、雨の日以外は家の近所の農道をお散歩するのが、二ヶ月くらい続いている。

 


             3、大銀杏の神社で、うろうろするのさ

   
  4、神社をあとにし、東へすすむべし    5、ながーい、一本道を南へ

  そして、曲がり角を西へ曲がると、家につきます。
秋はどんどん色や光が変化して、ダイナミックに美しい。時々、感動した。
もうすぐ静かな冬がやってくる。 寒いけど、楽しいね。          
                                               (ai)
   


          2009/11/29

78  わたしのじかん

   


日曜日は旦那さんに娘のあんちゃんを預けて、お店番。

今週は、2脚の椅子の座編みがあった。

それをすばやく終わらせて、 ほかにもやりたい事が色々あったのに、

あぁ、あと十分でお迎えが来る。

無くなって初めて気づいた「わたしのじかん」。

だけど少ないから貴重に感じて、今はとっても大事にしている。

いっぱい時間があると、多分また忘れてしまう。    (ai)


2009/10/18

77  あかりの夜に

   


  今日はカメラを忘れてきてしまいました。店内の写真を撮りたかったのに、「あー、残念。」

  先週末は、美濃市のイベント「あかりアート展」が開催されました。
スパイラルマーケットでの展示会、あかりアート展、そして今住んでいる村のお祭りという、トリプルブッキングで、なかなかに手ごわい週末でしたが、
沢山の方達のご協力で、本当に楽しい週末になりました。ありがとうございます。今週のお店は静かですが、秋の気持ちの良い季節、お散歩ついでにゆっくり見てくださるお客さんが多いかな。

  あかりアート展の際は、鍛鉄のものづくりをされているふじたんの奥さんの裕子さんに店番を手伝っていただきました。裕子さんは、ご主人の良裕さんのドイツ修行に着いてゆき、 一年間、ベルリンで生活をされていました。

彼女は、店番をしながら「ドイツの食卓には、今でも普通に燭台があるのよ。照明だけでは暗いから、燭台の上にろうそくを立てて使うの。」と言いました。

「普通に、今でもかぁ。素敵だな。」行ったことのないベルリンの夜を思い浮かべました。 窓際の古い木のテーブルに乱雑に本が積み上げられてて、その上に背の高い燭台があって、あかりが灯っている。何度、思い浮かべてもその風景、今週になっても、その風景だけが浮かんできます。どこかでそんな写真を見たのかな。ヨーロッパで暮らしたことの無い私には、そんな一枚の写真のような風景しか浮かびませんでした。
きっと、良裕さんや裕子さんの中には燭台のある日常風景がくっきりと映し出されているのだろうな、店内の美しい燭台を眺めながら、ぼんやり考えています。

「今日も、ベルリンの街では普通に燭台にあかりが灯され、晩御飯を食べているのかな。本当なのかな。」

                                              ai

   

2009/10/17

76  有難うございました。

   

スパイラルマーケットでの展示会が終了した。

この一週間、毎日、このノートを更新したいと思いつつ
どういうわけか、まとまらない。
そこで、昨日、風呂のお湯を多めにはり、
頭までもぐって、今自分はどんな気持ちなんだろうと、心の声?をきいてみた 。

そして、浮かんできた気持ち。
「なんだかとてもすがすがしい。」

展示会が終わってか、それとも風呂を上ってかという疑問はあるが、素直に思ったことを書かせていただくことにした。とてもすがすがしい気持ち、である。

さて、展示会では本当にいろいろな方とお話させていただいた。

ああ、もっとこう説明すればよかった
ああ、もっとしっかりお礼を言えばよかった
ああ、あの人にはこれを聞きたかったのに
ああ、もっとお話したかった

その場では、舞上がってしまい、言葉は少なめ。
うまく話せず、いつものごとき反省の連続。

しかし、たくさんのエネルギーを頂き、とてもすがすがしい気持ちです。
皆様どうも有難うございました。

それから美濃では先週末、恒例のあかりアート展が開かれました。
たくさんのお客様にご来店いただき、どうも有り難うございました。

「 美術鍛造のふじたん」ファミリーやご近所の皆様、
大阪から助っ人に来てくれたお母さん、ご協力有難うございました。

スパイラルマーケットの展示会に出張していた家具も加わり、鉄製のキャンドルスタンドや布製のバック、ちいさいふなどなど、11月いっぱいまで展示予定です。
是非足をお運びください。日曜日のみ営業になりますが、その他の日のご来店をご希望の方はお手数ですが、ご一報いただければと思います。

AC CRAFT 石井学

   

2009/10/07

75   いったん美濃へ

   


「ここは著名な建築家、槇文彦さんの設計だよ。学生時代に見学に来たことがある」と建築事務所をしている友人が教えてくれた。

建物の中を活気に満ちた人々が流れるように行き交い、なんだか風通しが良い感じがして、穏やかな空気が流れているようで。1Fから2Fにあがる広い通路もとても気持ちいい。

そんなスパイラルビルの2F、スパイラルマーケットに一週間通わせていただいた。すばらしいスタッフの方々に支えられ

たくさんのお客様とお会いしお話させていただいて。
久々の友人にものぞいてもらい再会することができて。
出展者の清野さんくわはらさんとものつくりについてなどなどたくさんお話する
ことができて。

本当に有難い時間を過ごさせていただいているなあ。
皆様、どうも有難うございます。

石井は、一旦、用事を済ませるために美濃に戻ってきています。
美濃には、女房のお母さんが大阪から子守の助っ人にきてくれていて、、、

お母さんによると、美濃の家の近所の畑で、ヌートリア(ねずみのような動物で畑の作物を荒らしている)の捕物帳があったとか。
「おじさん、おばさん数人で、追い掛けて・・・。」
「それでな、追い掛け回して、かくかくしかじか・・・。」

お酒も入り、詳しく詳しくその話をしてくれるお母さん。
今年は、近所の畑でもサル、イノシシ、ハクビシンなどの動物の被害が多く、死活問題。駆除を含め、対処が必要なことはわかります。

「棒で・・・、縄で・・・、そして、ついに・・・。
 そのときヌートリアの顔は・・・・で・・・やったでえ!」

お母さん、、、そんな情報までは・・・・・・怖いです。(汗)
(それぞれの・・・はご想像にお任せします。)

3人展「素+楽+想 〜それぞれの大切」は
10月11日(日)まで、開催されています。
皆様、是非足をお運びください!

AC CRAFT 石井学

2009/09/11

74 あきのそら

   

夏が9秒58で駆け抜けていった。


気まぐれにも更新をしていないこのノートは
「いったい100%何ノートなの?」と、誰かに聞かれたら
なんと答えるべきか・・・。そんなことを考えていた。

空を見上げる。広がる大きなあおい空には、いろいろな形をした雲。
ちっぽけな自分。「まあ、いいかー、何ノートでも。」

また空を見上げる。
「いや、よくない・・・。」

風が吹き抜けた。
「いや、何ノートでも良いじゃん。」

葉っぱが一枚ひらりと落ちた。
「いや、良く無くないって!」

静かに張り詰めた冷たい空気。
広がる大きなあおい空には、いろいろな形にひろがる雲。また風が吹いた。

気がつけば  あたまの中も  あきのそら

カラスが鳴いた。「アッホー、アッホー」
                                  AC CRAFT 石井学


2009/05/15

73 みの

   

美濃に越してきて間もなく、
今の家に移る前の家でのこと。
夜、部屋で寝ようとしたら、何かがかさこそっ と、動いた・・・。
ヨコ歩きに・・・。えっ、ヨコ歩き?・・・。

サワガニだったのだ。
海や沢でカニを見つけるとなんだか嬉しいものだが
今から寝ようとしている部屋(和室)で見つけたあのとき、
カニには悪いが、正直リアクションに困ったのを覚えている。

家の正面に大きな柿の木のある家だった。
その前の日にはサルを見かけていたし
「サルカニ合戦の世界か、ここは!」と叫んだものである。

そんな美濃市だが、町の中心部は「うだつの町」という
江戸時代からつづく古い町並みがある。
「うだつ」とは防火壁のことで、町家2階のお隣との境のところに
つけられる、ちょこっとした袖壁のこと。

その防火壁がにょきにょきっと上に伸び、屋根の上まであがっている
のが「うだつのあがる家」で、その家が何軒もあるのがこの町並みの
特徴である。

聞くところによると、江戸時代には、山から出て来た物資を町へだす
拠点になっていて、 とても賑わい栄えていだそうだ。
「うだつ」があがっている家が何軒もあるのは、超栄えていた証拠、
と誰かが言ってたっけ。



さて、話は変わって、上の写真は「mino stool(ミノ スツール)」。
(ここだけの話、うだつのあがる美濃にあやかりたい、という気持ちもなきにしもあらずだが)
「山から出て来た物資を町へ」という拠点になっていた美濃で
岐阜県の山から出てきた木で製作している、 ところから名づけた。

座面は、長良川上流の方のスギ材、脚はカラマツ材だ。とてもとてもコンパクト、小さな木の椅子である。
「mino」って「mini」って雰囲気もする。気もする?・・・。すると思います。

そんなmino stoolだが
5/16・17 と名古屋で行われる「ちいさな木の椅子100脚展 http://smallchairs.blogspot.com
に出展させていただくことになった。
名古屋にいかれる方には是非、mino stoolを見ていただき、
サルカニ合戦の世界を思い浮かべていただけたら、と思うのである。(無理か・・。)

(終了しました。足をお運びいただきました皆様、スタッフの皆様、
どうも有り難うございました。 )


AC CRAFT 石井学


2009/05/03

72 大好きなひと

 

    

 
大好きな清志郎さんが亡くなってしまった。

また、心にぽっかりと穴が。

今日はお店で、ずっとCDを聴いている。

ライブに行ったり、テレビで見ると、いつも嬉しくて元気になれた。

素敵な歌をいつも聴かせてくれた。

寂しいなぁ。

本当に本当にありがとうございます。

「500マイル」を聴いたら、泣いちゃった。

                                            ai

2009/04/26

71  書けない

     友達の赤ちゃんとのツーショット  
 
         すーちゃん と
 あん 

 
文章が書けない。
私、学ではありません。愛のほうです。
何で書けないか、娘の杏(あん)が原因です。
可愛すぎて、書けないのです(親バカ涙)。

 「きっと親バカ日記になってしまう、なってしまうー。」と思うと、
全く何も書けません。だけど、今の生活はほとんど娘中心なので、
「娘のことを書かないのも不自然だなぁ、う〜ん」と、そんなことを思っているうちに、どんどん日々は過ぎていってしまいました。

  全く更新しないのも良くないので、相方さんに、
「自分が書いたほうが、きっと家具のことは上手に伝わるよ。」とか、
「書くことで頭が整理されるんじゃない。」とか、
「書いたらスッキリするよ。」とか、、散々に色々言って、重い腰を上げて
もらうこととなりました。 でも、書き始めたら楽しいみたいです。
わたしも久々に書いてみて、やっぱり楽しいなぁ。

  最近、娘の杏も良く寝るようになり、わたしも余裕がでてきました。
少しでも仕事につながる事ができたらと、自宅の一部屋を杏が寝ている間、
リフォームしています。そこに私たちの家具を置いて、生活の提案ができる場所を製作中。じゅうたんを剥がして、壁紙をはがし終わったところです。
夜な夜なほこりまみれになって、ちょっと無理が祟ったのか、昨日から肩を痛めてしまいました。四十肩ってやつかしら・・・。
でも、絶対やり抜くと覚悟したので、お母さんは、がんばりますよー。(笑)

                                            ai


2009/04/21

70 しんりょく

 
はじ まってしまった。
それは戦い。
雑草との戦いである。

山を見上げて
新緑がきれいだね、などと語っているまに
我が家の庭は大変なことになっていくのだ。
「遠くばかりみていてはいけない、怪我をするぜ。」
とかつて誰かが言っていたっけ。

「ことしこそは」と張り切ってはみるものの
何度と生え変わる草々々に、ついには屈し
敗北者として、秋を迎える。
そんな年を何年過ごしたことか。

長かったようで短かった6年。
雑草さん、ことしもよろしく。
お手柔らかに願いますよ。

さて、雑草との戦いをはじめた6年前というと、ちょうどAC CRAFTがスタートした年だ。左はそのころに製作して見本として使っているカラマツのカウンター椅子
(hana)。右は昨年製作した hanaの板座版。

共に 美濃より少し北上した飛騨荘川(ひだしょうかわ)というところのカラマツで、エゴマ油という植物油で仕上げている。
見本として靴をはいたまま気軽に座っていただいているため、年に一度くらい汚れた部分にさっと紙やすりをかけエゴマ 油を塗っている。6年(正確には5年半)がたって、色濃く、アメイロのつやをまして、このように変化をした 。漢字で書くと「落葉松」。割かし寒い地域で育つ、落葉をするタイプの針葉樹だ。今頃は、新芽をつけはじめているころだろうか・・・。

飛騨方面に新緑を見に行かれる方には、
途中で一休み 、美濃にもお立ち寄りいただき
椅子になって6年が経ったカラマツの姿も見てっていただけたら、
と思うのである。

AC CRAFT石井学



2009/04/16

69 神社の祭り
 

 
祭りがあった。
自宅のある 集落の、神社のお祭りだ。
参加人数は40人くらい。

畑と川に囲まれた
大きなイチョウの木のある 小さな神社で
司会の進行に沿って
開扉、お供え、祝詞、玉串奉奠・・・とつづく。

それから
拝殿でお酒や料理が出され、その間に
スルメ やコンブ、りんごなど お供えの品を
一 かけらずつ皆でいただく 。
最後に参加者には丸餅 が配られて
「今年は餅が多いやないか」とか
「いや去年はもっと多かったよ」とか 言いながら
おじいちゃんもおばあちゃんも
おじさんもおばさんも
子供たちも 皆 うれしそうだ。

土地に根づいた
地味で素朴なこのお祭りのような習慣が
今もつづけられていること。
ここに引越してきて「いいなあ」と思ったことのひとつである。

高齢化、過疎化の波なんかはね返して
つづいていってほしいなあ
と思うのである。
AC CRAFT 石井学


2009/03/27

68 書く
 

 
  
文章を素直に書くと、決めた。
ある方に「家具屋だって文章を書いた方が良いよ」「何を書くかって
それは素直に伝えたいことだけ書けば良いんだよ」と
アドバイスをいただいたのがきっかけだ。
素直にね。それでいいんだよね。それなら自分にもできそうだ。


しかし、パソコンの前に座って早一時間をこえた。
時計の音がカチカチなりだした。
昨日は素直名人の女房に「素直に書けばらくになるよ」 といわれた。
自分もその通りだと思うよ。ただ素直な気持ちをだすだけで楽になれる。
そんな楽なことはないじゃないか。
でも素直に書く、素直な気持ちをだすって自分にはとても難しい。


まあ、素直じゃないと言われるかもしれないけど、なんと言われようと
AC CRAFTにまつわることを少しずつこの「100%気まぐれノート」の場を借りて
書かせていただくことに決めたのだ。一度の人生いろいろなことに挑戦しないとね。
素直に書くことへの挑戦、旅のはじまり?である。
AC CRAFT石井学


   

2009/02/08

67 大切なこと教えてくれた人

 
 
  春を迎えた日から、大切な人をふたり、お見送りした。

  ひとりは、わたしのおばあちゃん。
いつもおばあちゃんに会うと、自分の原点がそこにあると、ひしひしと感じ、
この数年は特に強く、それを誇りに感じていた。
たくさん食べて、たくさん笑って、たくさん働いて。
最後まで精一杯、明るく楽しく生きることを教えてもらった。

  もうひとりは、この仕事をはじめる頃から、お世話になった方。
山のこと、木のこと、仕事のこと、茂った道をよちよち歩き始めたわたし達に、
しばしば道しるべを置いて下さった。本当に優しくて強い人。

  最後にご挨拶に行って、拝んだふたりのお顔は、
「こうやって生きていったらいいんだよ。」と言っているような気がした。

 その日まで、わたしも精一杯働いて、明るく楽しく頑張ります。


2009/1/11

 66 家具の納品

 
  先日、相方さんが家具の納品に行きました。
わたしは行けなかったので、「写真を撮ってきてね。」とお願いしました。

 見に行ってみたいなあ、と思いながら、建物内を撮影した写真を見ていたのですが、色々な写真に混じって、建築家の神谷さんが写ったものが一枚ありました。この写真を見て、更に見に行きたくなりました。
このちいさいほうきを持った後姿に、自分の作ったものへの愛情がにじみ出ていて、「ああ、きっと良い建物なのだろうな。」と思ったのでした。

  出合った頃は建築を学ぶ学生さんで、どういう人なのか、良く分かっていなかったのですが、卒業して独立されて、仕事をしている姿を見たり、話を聞いたりしていると、いいものを作りたいという気持ちや自分の作ったものへの愛情がとても強い人なんだ、と気付きました。普段はそう見えないクールな感じの人ですが、隠れた部分(根っこ)はとっても真っ直ぐで、力強い人なんだと思います。

  その住宅、「藤山台の家」のオープンハウスが来週に行われます。
わたしも、行きたいと思っているのですが、興味のある方は、是非行ってみてくださいね。

  日時:2009年1月17日(土)・18日(日) AM10:00〜PM4:00
  場所:愛知県春日井市藤山台9-7-11

 詳細はこちら→神谷建築スタジオ